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私達、片付け業者は遺品整理やごみ屋敷、他でいえば店舗や事務所、倉庫など、ご依頼があれば色々な場所を片付けにお伺いします。
例えば、家の片付けに行ったら、庭の草刈と選定をしたり、ごみ屋敷の片付けをして次の引っ越し先に荷物を運ぶこともあります。
色々な状況が重なるので同じという現場はありませんが、遺品整理やごみ屋敷の片付け方に関しては少し片付け方が変わってきます。

今回はそういう点で見た場合に遺品整理やごみ屋敷など片付け作業を実際に行う前に見ておいたほうがいい5つのポイントをまとめておきます。

1.建物内外の取り纏めた荷物の置き場所
まず、片付けを始めてしまうとせっかくまとめた不用品やゴミなどが大量に出てきてしまいます。
ただ、遺品整理やゴミ屋敷をやる上で荷物だらけの部屋の中で片付けを行うのは非常に作業効率が悪いのでお勧めしません。
当然ながら一番最良なのはこれらのゴミをまとめたところから捨てていけば一番いいのですが遺品整理やゴミ屋敷などは同じ作業できるだけ長くやるほうが効率がいいので大量のゴミや荷物を片付ける場合はこれらの取り纏めた荷物やゴミ、不用品などを置いてくスペースを必ず確保するのが鉄則といえます。
当然ながら前段取りでこの辺をやらないでおくと遺品整理でもゴミ屋敷でもいろいろなところから荷物を引っ張り出し、捨てたり、持ち帰ったり、残したりするわけですからあっという間に部屋の中は荷物だらけになってしまいます。

また、通常一般的な人が自分たちで仮にゴミ屋敷やら遺品整理などを行うとしても効率的に同じような種類のゴミを集めるのが一番手っ取り早く部屋の中から荷物を減らすことができます。
そういう意味でもタンスや押し入れなどの収納スペースは同じようなものがたくさん出てくるので比較的多くの同じような種類のものをたくさん集めることができるのが特徴です。
しかし、収納スペースを片付ける場合はそれだけ詰め込んである荷物が出ますのでそれらもごみの捨てる日まではどこかに置いておかないとならないです。

上記の点からもわかる通り、そうすると最初にどこか一部屋に取り纏めた荷物を置いておけるスペースを確保することが遺品整理やゴミ屋敷などの片付けを行う上での重要な要素になります。
一番わかりやすくいいと思うのは荷物の少ない部屋を中心に周りの部屋から作業をしていき、荷物置き場スペースに取り纏めた荷物を一度仮置きできれば片付けたい部屋が狭くならず作業がやりやすいと思います。
その中でできる限り、近日中にまとめて捨てれるものをまとめて置ければ日中に片付けを行って、翌日に捨てることでまたスペースが空くので段取りよく作業を行うことができます。

また、短期間でそれらのゴミを捨てる日程が近く搬出しやすい場所などの場合であれば庭先や駐車場にブルーシートなどを引いてからその上に荷物を置いていき、作業終了後に雨風で濡れないように上からブルーシートをかぶせておいておく方法などもあります。

そういう意味でもこの最初の荷物置き場の設定ができれば、遺品整理やゴミ屋敷などの大量の荷物が出てくる部屋の片付けであっても段取りよく作業を行っていくことができるわけです。

2.大型家具などの搬出経路と置き場所の設定
洗濯機や冷蔵庫、大きな婚礼ダンスやソファー、ベッドなどいろいろな大型家具が遺品整理やゴミ屋敷の場合でできます。
これらは全般的に場所を取るのでできる限り早めに出して処分ができれば一番いいのですが、多くの家庭から出るそれらのゴミは粗大ごみで捨てるか特定リサイクル家電品として捨てるかどちらかだと思います。
相模原市などにかかわらず言えることとして一般家庭の人が大型家具を捨てる場合は回収に来てもらうことから、当日の朝に荷物を出したりしないとならないわけでそうすると必然的に朝から段取りよく荷物を出す必要があります。

家具は大きさなどによってはうまく部屋から出すことができないこともあり、婚礼家具などの場合はねじで上下段を固定しているもの物もあるのでしっかり自分たちで前段取りをしてどこから運び出すのがいいかを判断する必要があります。
そして、1でも挙げている通り屋外に荷物置き場を設定できるのであれば事前にそちらに出しておくのもいいと思います。
どちらにしても粗大ごみなどの場合は、当時はかなりバタバタしてしまい、回収をする人たちを待たせてしまうと怒られてしまうこともありますので必ず搬出経路と置き場所を設定しておきましょう。

3.各市町村ごとのゴミの分別方法
遺品整理やゴミ屋敷などの部屋の片付けを行う場合でやはり一番重要なのは分別方法です。
分別する方法は各市町村ごとに色々な独自ルールがあり、当然相模原市でもそれらの分別方法に従って、捨てるものを分けてからそれぞれの日程に合わせて捨てる必要があります。
特に可燃ごみに当たるものは市町村ごとにかなり変わるので相模原市に住んでいない人については必ず確認してから作業を行う必要があります。

4.種類別ゴミ出し予定の確認
ゴミ屋敷や遺品整理などを行う上で分別は最も必要な作業ですが、当然それらのゴミをまとめたら捨てていかないとなりません。
まとめた荷物を捨てるにしても回収に来る日程があります。
当然ながらゴミを回収するにあたって少しづつ捨てていく必要性が出てきますがゴミ屋敷や遺品整理などの部屋の片付けの場合、通常の片付けでは考えられないほどの荷物がたくさん出てきます。
ですのでできる限り、その日程に合わせてゴミをまとめて出す必要があるのでこれらの日程を把握しておく必要があります。
ゴミの処理日程については相模原市のＨＰか最寄りのゴミ捨て場などで確認することができると思いますので必ず確認してから作業に当たりましょう。

5.車両にて運搬処理を行う場合は接道と車両の駐車位置
今までも書いてきている通り、ゴミ屋敷や遺品整理はとにかく荷物の量が多く出てきます。
ここまで書いてきたことは当然少人数で時間をかけて片付けを行っていく場合を想定して記載しています。
ただ、人によっては友人や親せきなどたくさん人がいる人もおり、荷物の運び出しやとりまとめを手伝ってくれる人もいると思います。
また、その場合、日程的に短期での作業を行うことも想定する方もいらっしゃるでしょう。
その場合、当然ながら相模原市などの運営する処理施設にもっていく方法を選択することも可能です。
そうすると限られた日程で取り纏めながら荷物を搬出することが可能ですので自分たちで短期間のうちに片付けを行うことも可能になります。
ただ、その際に気を付けたいのは車両をおいておける場所や接道の問題です。
特に、古い家の周辺は道が狭く、搬出する車両が入れない場合もあります。
そのような危険性も考慮に入れておかないと、荷物の取り纏めの人が余ったり、思った以上に搬出に手間取ったり、想定外の時間のロスが発生することがあります。
また、相模原市もそうですが各清掃処理施設は必ず夕方ぐらいの時間で受付が終了してしまうため、せっかく運び出し積んでいっても縦割り社会のお役所ですので絶対に引き受けてくれません。
そういう部分を含め、片付ける前には搬出に使用する車両の寸法などを測っておき、スムーズに搬出ができそうであれば直接搬入などをおこなう方法も検討すると短期間で作業を終えることも可能です。7

以上、今回は　家ごとでも違う、遺品の整理とごみ屋敷の片付けで必ず見ておきたい5つのポイント　でまとめてみましたがいかがだったでしょうか？
ところ変わればすべて変わるのが家や部屋の片付けです。
どんな作業でも言えますが段取りが良ければ作業がはかどります。
しっかりと準備を行ってから作業をすることをお勧めします。

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